2001年8月号

水あそび、大好き!


 今年は6月末から暑いですね。何日プールであそべるかしら?たくさん入れるといいね。と保育者が願っていたからか(ちょっと願いすぎてしまったかな…)、毎日まいにち、プールや水で遊ぶ歓声が響きました。今年は水着に着替える練習を前もってやり、新入のお友だちも新しいことに対する不安はあまりなかったようでした。
 3才のKちゃんは当園自慢のあったかプールにとっぷりつかり、まるで温泉にひたっているかのようにリラックス。そこへ、
 「突然の雨ですよ!」という声と共にジョウロからの雨がkちゃんの頭の上に!。キャーという声のあとに泣き声がでるかなと思ったら、あっかんべーと、余裕のある姿で、またお友だちとくつろいでいられました。
 4才のRくんは、ホースを持ってピシュピシュと水を子供達にかけている保育者の前に果敢にやってきて、ホースの口を押さえたものだからパシャーンと水がしぶきをあげ、彼も私もずぶ濡れ状態。それがおもしろかったようで、隙あらばまたやろうと近づいてきます。こちらも精一杯逃げました!。
 5才のJくんは、幼稚園で出掛けた県立の子供用プールが大のお気に入り。なぜかといえば、滑り台がついているからです。並んで待つのももどかしいくらいやりたくて、満面の笑顔で加速を付けてドボン!!と水の中へ。ところが翌日は加速を足でセーブして静かに水の中へ。こわくなってしまったのかしら…と今でも気になります。
 そんなこんなの水遊びももうお終いです。保育者の方はほっ…○◇□△←▽としているところですが、この夏も子供達は水とたわむれ続けそうです。水不足になりそうなので、貯め水でうまく遊べるといいのですがね。

光る泥だんご作り


光る泥だんご作りのテレビを見てから、すっかり泥だんごの魅力に取り付かれてしまいました。鬼ごっこをしていても、かくれんぼをしていても、左手には、しっかり作りかけの泥だんごを持っていると「それ、何?大きいチョコボール?」と驚いた表情で話し掛けてきた子供達です。「テレビで見たよ」「作りたい」「本当に光るかな?」と興味津々の様子。早速、子供達もだんご作りにチャレンジしてみる事になりました。
最初は、乾いた土と砂の区別がつきにくいようなので、段ボールに乾いた土を入れ、そこでだんごを作っていったのですが、年長児ともなると、次第に園庭のどこにだんごに適した土があるか分かってきたようです。「あのね、(地面を)手で叩いてモクモク煙が出てきたら、それは良いだんごが出来る土だよ、モクモク土を探せだね」と発見した年長の女の子。皆、だんごに最適な土を見つけてはしゃがみこみ、何度も何度も丁寧にだんごに土をかけていきました。「光れ、光れ泥だんご」「光らなかったら、うーん、ころがしちゃうぞ」と呪文のように唱えながら作っていた子、(光らなかったら壊すのではなく、転がしちゃうぞと言うあたりが、だんごに対して愛着がわいているのが分かるような気がします) 2日かけて作っただんごが壊れてしまい、呆然と立ち尽くす子、もう1回と焦れば焦るほど崩れてしまって今にも泣き出しそうな子、光るだんご作りって心に余裕がないと出来ないようです。だんごに土をかけている時って、不思議な安心感、リラックスした雰囲気が漂うんですよね。いつも、「これは土のせいだ」と言っていたけれど、私の泥だんごがいまだに鏡のように光らないのは、心に余裕がないから…?2学期になったら、心に余裕を持って子供達と泥だんご作りを楽しみたいなと思っています。
あっでも、私2学期まで待てない!きっとどこかの公園で泥だんごを作っているかも…。ここまできたら何が何でも光る泥だんごを作りたーーーーい。

つくしっこクラブ
友だち追加