2004年12月号

新しい年、主が共にいてくださる年


クリスマスの季節をとおして、子供たちに何が育つのか、私たちに大人の側に何が必要なのか、考えさせられる毎日でした。ふとしたことで、自分の事を中心に考えている自己中な自分に気がつくという毎日でもありました。世界各地で重い問題が報道されるたびに、自分のことではなかったことに、ほっとしているのです。
「普通であることが、どんなに幸せであったか。」「水道をひねるだけで水が出るなんて!あたりまえすぎてわからなかった。」ライフラインが守られている幸せをかみしめて、これからはライフラインを守っていかなければならないのですね。自国の農業を保護している国が、発展途上国の農業を、安い輸入品で破壊しているという事実。自国の生活を自国でまかないたいというあたりまえに思うことが出来ず、搾取の連続。
今をある意味で、豊かに生きざるを得ない子供たちが、周りへの関心とつながりに満ちあふれて生きていけるようにと、切に祈ります。今年はクリスマスのプレゼントの袋に自分の欲しいおもちゃの絵を描きませんでした。「なんだサンタさん、僕の言ったのと違うものくれた!」と毎年聞くたびに、何か違うと感じてしまっていたものですから。
ひとりぼっちではない、主が共にいてくださる2005年でありますように。

つくしっこクラブ
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