2005年12月号

とりくむ


クリスマスを通して、多くの方の温かい思いに支えられていることを少し感じられた子供達です。また、自分たちが努力すれば、温かい気持ちを形にして届けることが出来ることも、体験してきました。おうちの方へハンドメイドのプレゼントを渡したときのふれあいは、心温まる一時でした。
 冬休みを終えた子供達は、家族やご親戚とのふれあいを通して、満足感を覚えて、体も大きくなったように見えて登園してくることが多いです。(甘いものがあふれるからというのもありますが…。)幼稚園でも伝承遊びを子供達に伝えたいという願いを持って、1月、2月を過ごします。今年度は劇団風の子をホールにお招きして、おまつりぴーひゃらどんを見せていただきます。伝承遊びが一杯散りばめられていて、私もとても楽しみにしています。2月には地元の年配者の方々に、幼稚園で伝承遊びを一緒にしていただく予定です。おもしろさあり、言葉遊びあり、バランス感覚や聞き取る力、素早い判断力、数の概念、創造力に筋肉の発達など、育つ要素も多岐にわたります。これどーなってるの?なんで?不思議だね?という思いをエネルギーにして、お子さんの様子からヒントを得て、とりくんでいく姿を支えていきたいと思います。
 私もひも独楽を回せるようになった時は嬉しくて仕方がありませんでした。今はお手玉の練習に励める時間をとりたいと願っているのですが、どうなることか…。

年の暮れ


 2学期の給食も無事終了しました。最後の給食(クリスマスメニュー)が終わった後、各クラスの子供達が給食室にやってきて、
 「おいしい給食をいつもありがとうございます!」と大きな声で感謝の言葉と、子供達が作った作品をプレゼントしてくれました。子供達のすこやかな成長を願い、加工食品をなるべく減らし、添加物の少ない食材を選んで、調理してきました。2学期は残飯が少なく、3歳児もだいぶまんべんなく食べられるようになってきています。このおいしい食事が3月までしか食べられないということに、なんとなく寂しさを感じている5歳児もいるとのこと。
 「また3学期もおいしい給食を作るから待っていてね。」と心から思います。なかなかありがとうという言葉が出てこない昨今、水戸幼稚園の子供達、いつまでも感謝の心を忘れないでほしいと願います。
  今年も残りわずか、冬休みはお子さんと一緒に具だくさんみそ汁で野菜をとりましょう。じゃがいも、かぼちゃ、人参等を前日に煮ておき、次の日の朝は葉もの野菜やカットわかめ、ネギ、味噌を入れて仕上げます。また白いご飯には鮭フレーク、納豆、しらす、胡麻、のりや鰹節など好きなものを混ぜていただいてみては。市販のふりかけばかりでは決まり切った味付けに慣れさせてしまいますから、味覚を広げてあげましょう。

つくしっこクラブ
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