いっときのたからもの

夏休みがあけて、
子どもたちはまるで きのうのきょう のように
いつもどうりにやって来た。

お部屋の中に入ってくるものは、
いつもの通り道のように飛び込んでくる。

にんげん、くろあげは、ハチ、そしてオニヤンマ。
「せんせい、何が入っていると思う?」
「ギンヤンマでしょ?」
一斉に
「ちがうよ、ちがうよ!」
「オニヤンマ!」
「網でつかまえたんだから。」

5歳児のAくん、Bちゃんとケースを持ち歩いて、
帰りの会でクラスみんなに見せて、分かち合って、
やっとふたを開けてもらって、
「げんきでね~」と別れることができた。
今日半日の、ぼくのたからもの。