ものがたりの世界
絵本に『かいじゅうたちのいるところ』というモーリス・センダックの名作がありますが、
園の子どもたちも、5歳児ともなると、
目に見えない物語の世界で、数人で遊ぶことが出来るようになっています。
今日はその場に引っ張り込まれてしまいました。
森の木かんしゃに乗り込まされると
「うちゅうにほうりだされるぞ~」と、
丸太にしがみついているRくんの声。
ぼーっと立っていたら、
「先生、どこかにちゃんとつかまって!!
ほうりだされちゃうよ!」とお叱りを受けました。
「Nくん、宇宙船の運転よろしく!」
「まかせて!」
先頭に座っているNくんの顔は真剣そのもの。
すべてが自分の肩に掛かっているのですから。
「隕石がぶつかるよ~~~。」
後ろにいた数名がてすりにしがみつきました。
わたしも。
なんて楽しいのでしょう。
一瞬、本当に宇宙を旅しているかのような、仲間に支えられているような錯覚に陥ってしまいました。
冒険ものがたり、最高!