とうとう抜けたとさ

「うんとこしょ。どっこいしょ。」
まだまだ大根は抜けません。

たねから一株だけ育ててきた大根さん。
子どもたちは、葉っぱだけ見ても、さらりと通り過ぎてきて、
きょうみのきょ。。。もありません。

でも、とうとう白い肌が見えてきて、
うっかりしていたら、やさしい風情の白い花が咲き出して、
もう抜かなければなりません。

Sくん4さいが、朝からずーっと引っ張っています。
その甲斐あって、だんだん揺れ出しました。
そこを、通りかかった5さいのTくんが、
「やってみるよ!」と引っ張ってくれて、
すぽーんと大根は抜けましたとさ。
二人は大笑い。
円錐状の穴の中をのぞいて、また大笑い。

最後にお総菜になって、多くの子どもたちのいのちの一部になりましたとさ。
いのちをごちそうさまでした。