冷たさの恩恵

気温が下がって空気がひりひりする朝9時すぎ。ブランコに3才児のIちゃんとTくんがやってきて、座りました。
「つめたいね…。」「うん。つめたいね。」
「みて!」
一人がいいことを思いついようで、ひじをくさりに折り曲げてゆっくり揺れ出しました。これで指先は冷たくありません。相方は違うバージョンを考えました。上着の袖をひっぱって、手をその中に隠して、袖ごとくさりを握るのです。二人の小さい揺れ方なら、こんなやりとりも冬を感じる風景になります。

4才児のUくんはふるっていました。手袋をしてこいではいけないとわかると、どうしたと思いますか?やにわに靴下を脱いで手にはめたのです。これで手は温かになりました。そして裸足の足は冷たくなりました。薄地の滑り止めのついた靴下はやりやすいようで、
「あれ?からだでこげるようになった!!」と、思わぬ収穫がありました。初めての能力獲得に、満面の笑み。