教育理念
神様に愛されている幼子、そして育てている保護者が喜びに満たされる
生活を送れるように、今を大切に生きること。
聖書の言葉
主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。(フィリピ信徒4章4節)
幼児期とは?
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幼児期はお子さんの内側にある思いを、外へ現す活動の時期。その活動が遊びなのです。つまり、幼児期は遊びの時期なのです!
遊びを通してこそ、この時期のお子さんの発達が支えられるのです。
そこで幼稚園では?
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幼稚園はKinder-Garten=幼子の庭と呼ばれています。幼児の教育は保育者が全面に立って指導する場ではありません。丁度庭師が、個々の植物が己の力をいかに発揮して成長できるかを見守り、手入れをするように保育者も受け身であり、後ろからついていくような姿勢のものだと考えます。
おのずと「のびのびとした子ども像」が理想となります。家庭だけでは行き詰まるお子さんの成長を幼稚園がご家族と一緒に支え、家庭生活が幼稚園で生かされ、幼稚園生活が家庭に刺激を与えるようにと考えています。
また社会とは多様な個性をもつ人や生き物のつながりと考えております。出来る限り多様性に富み、きめ細やかに教育・保育することが当園の特色といえます。
幼児は人生を始めたばかりですが、実は心の中は豊かな存在です。幼児期にお子さんの内側にある思いを受け止めてもらい(あるがままでいい)、自分は愛されていると感じてこそ、あるがままの自分を乗り越えていける存在なのです。内側からやりたい!と遊び始める本来の遊びこそ、外の世界を探索していく力を伸ばします。スタッフは幼児理解をもって、この時期のお子さんの発達を支えて参ります。
いつできたの?
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創立は水戸市で3番目、1939年(昭和14年)に出来ました。キリスト教の信仰をもった創立者が、目に見えないものが本当は一番大切なもの…という信念で、幼子にそのことを伝えたいという思いをもって、始められました。
社会力って何?
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社会を作り、作った社会を運営しつつ、その社会をよりよい方へ絶えず作りかえていくために必要な資質です。社会力の土台である他者を認識する能力と、他者の気持ちを想像する力は、できるだけ多様な他者が存在する社会にいなくては、認識できるようになりません。
1日の流れ
- 8:30~
9:30 - 登園
- 9:30~
10:20 - 自分の好きな場所で遊ぶ過ごす
- 10:40
- 主活動
- 11:45
- 昼食準備、昼食
- 12:40
- 絵本を楽しむ、自分の好きな場所で遊ぶ過ごす
- 13:15
- 片付け、降園準備
- 13:30
- 帰りの集まり
- 13:45
- さようなら
父母会があります。(ひまわり会)
各クラスより選ばれた役員さんを中心に、活動しています。必用に応じてボランティアを募り、『出来る時に、出来ることを!』を合言葉にすすめています。
- 食事について
- 食べることを楽しむ、ということを意識してやってきました。月曜、金曜はおうちの方の味つけで、お母さんが、お父さんが私のために作ってくれたという経験をします。
火曜、木曜は園の管理栄養士の味つけで、家庭とはまた違った食材、彩り、味わいを経験していきます。食材にも気を配り、アレルギーのあるお子さんにも対応してきました。年長児までには、食べる事への喜びを身につけられるようにとご家庭と共に頑張っています。
- 預かり保育
- 特別な場合は午前8時よりお預かり出来ます。
午後5時30分まで園でお預かり出来ます。
※お子さんが遊び足りない場合も、安心して遊ぶ場としてご利用していただけます。
設備紹介
園舎
- 鉄骨構造2階だて(耐震基準合格)
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- 保育室-2
- ホール-1
- 幼児用トイレ洋式・シャワー
- 絵本の部屋 (厳選された絵本1500冊以上)
- 相談室 職員室等
木造平屋建て
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- 保育室-2
- 給食室 幼児用トイレ洋式 和式等
- 夏場は集団活動時エアコン使用
- 冬場は空気を汚さない、床暖房使用
園庭
樹木多数有り。樹齢60年の桜の大樹が夏場には緑陰を作り、秋にはザクロの実をほおばることができます。
大型固定遊具有り。お子さんが運動能力を伸ばしたくなるような、魅力的な遊具があります。点検は毎年かかしません。
地面は基本的に砂地。砂場の砂は毎年入れ替えをする安心できる素材です。砂場での水遊びには、水道水以外に安心して使える井戸水もあり、ダイナミックに使えます。
教育方針をちょっとコメント
キリスト教保育を中心にすえています。目に見えないものの中に人が生きていくのに必要なものがあるのです!
愛されているってどうしたら感じるのでしょう。子供達は聖話や絵本やお話の世界を、語ってくれる大人と共に、深く味わいます。その空気が栄養なのです。
遊びを中心とした生活を重んじています。お子さんが自由な雰囲気の中で、興味を持ったことに向かえるように!
「~してはいけません。」という規制の枠はなるべく大きく取って、ゆったりとした時間の中で、自分たちの考えていることが重んじられていくように援助しています。
異年齢の仲間、障害をもった仲間が共に生活し、理解を深めていけたらいい!折り合いを付けることを学ぶためには、葛藤や失敗があっていい!みんな違って、それでいいのです。
お子さんの心の専門家である臨床心理士との連携もしております。
身近な自然の中にも不思議が一杯あります。畏敬の念と不思議を感じる感性をはぐくもう!大人は脇に寄り添って見守り、共に驚く者でありたいですね。
園のすぐそばは県が管理している沢渡川緑地です。子供達の好奇心を満たし、のびやかに感性を育める場となっています。
大地にしっかり足をつけ、体を動かして遊ぶことで、体力、運動能力、自分をコントロールする力がついていきます。運動靴でも、裸足でもどちらでも園庭で遊べます。足のばねは確実に付いていきます。
5才児は週1回体育クラブの男性講師と運動遊びの時間を持ちます。