気象の変化 保育の変化

「雨続きだね。。。」水遊びは延期かな。毎日雨模様の天気予報で、7月初めは梅雨なのだと思わされます。夏休みが始まる前に夏らしい水遊びや蛍と出会うキャンプを企画してきましたが、暑さは7月末から9月にずれ込み、夏休みが明けてから水遊びの方がよさそうな天候です。運動会が秋にあるのも準備期間を考えると、もっと後の時期の方がいいのかしらと、思い悩みます。今年は子どもたちと出かける遠足を11月にしてみました。色づく葉っぱや落ち葉を踏みしめるのにはいいのでは?!との思いからでした。水戸の気象は確実に変わりつつあります。それに合わせて、子どもたちの生活も変わっていきます。

先日急に梅雨が明け、あっという間に猛暑となりました。午前中の10時30分までは、桜の木や藤棚に頼って、木陰のある園庭でも遊べます。地面にふれ、砂や井戸水にふれます。「あ、ないてるよ!ほら!」と今年初のアブラゼミの鳴き出しを教えてくれた4歳児のKくん。藤の緑の蔓を鞭に見立てて、ぴしゃぴしゃと向き合って戦っている5歳児の男の子たち。5歳児の持っているコフキコガネムシが見たいけれど、身体はこわばって後退りしていく3歳児のSちゃん。

そして午後は猛暑による危険を避けるために空調の動いている園内で遊ぶようです。あちこちにばらけて遊べるように、全館窓も開けつつエアコンが動いています。それだけエネルギーを使い、外の室外機から熱波が放出されていきます。

私たちの自然な暮らしは、一昔前とだいぶ変化しているのだということに、なんかドキドキしてしまいます。

先日の3、4歳児の曇り空での水遊びコーナー探索は、プールとは異なった実験場があちこちにあって、立ち止まっては試してみる出会いの場でありました。プール活動をコロナによって見直すことが出来たのは幸いだったと思います。季節のずれにも対応できる保育になったのですから。 松本晴子

 

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