出会い

新しい年度が始まりました。子どもたちが幼稚園という小さな社会に加わって、また新たな化学反応が起こっていくのだと思うと、ワクワクします。もちろんすごくドキドキもしますが。。。子どもたちは興味という心の動きに満ちていて、砂をさわり、こねくりまわして友だちになった人と笑い合います。よく見れば、これすごいよね!という共感から、そばにいる方と友だちになっちゃった!という場面もよくあります。見学にいらした方が驚いてるおられましたが、階段の手すりを持って滑り降りてこようと試みている5歳児を見て、「あぶないよ」とお声をかけてくださることがありました。それが本人のチャレンジで、やってもよいことになっていると聞いて、またまた驚かれていきました。おもしろそうならば学年を超えて伝わり、憧れになっていきます。その年長者がどう評価されているかを、子どもたちは敏感に感じとっていくようです。ですから、変なこと!ではなく、ユニークな発想!おもしろい試み!と関心を持つ姿勢が、今の地球には必要なんです。

インコの「白(はく)」が去って、インコの「にじ」がやってきました。水戸幼稚園が大事にしているイメージ、にじいろ、色のスペクトラムを顕してくれているにじちゃんは、穏やかで、籠の前で驚かそうと跳ねている子どもたちをも包み込むような力があります。すごすぎる、にじちゃん!

園長 松本晴子

つくしっこクラブ
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