基本のき

長い夏休みが始まっています。もともとお盆の時期の休暇だったものが、なんで夏のバカンスとして日本の教育の世界に取り込まれたのかわかりませんが、普段の時間の流れと異なる流れがそれぞれのお子さんの周りに漂うことは、プラスに働く場合が多いことを肌で感じます。それは自分で決められる!を満喫するチャンスでもありますし、普段の生活圏を広めたり深めたりと見え方を変えられるチャンスでもあるからです。

 

ただ、そんな夏休みが変わっていく予感もいたします。先日ある場所を通ったら、自転車で集まってきたたくさんの大きな子どもたち。見れば身体を動かす系の習い事を展開している建物の前でした。暑さも厳しくコロナの注意喚起もあり、子どもたちは習い事で友達と会い、おしゃべりし、一緒の時を過ごして色々感じていきます。社会性の醸成の場。一方で自室や一人になる場で、個としてスマホやタブレットの世界に浸り込む。そんな二極化した過ごし方がメジャーになっていく世界がもうそこまで来ている。私たち大人は暗黙のうちにそんな世界を子どもたちに提供してしまっている。。。そんな心苦しさがその場を通り過ぎつつ、頭の中をよぎっていったのでした。

水戸幼稚園はそういう意味では、基本のき 「食べて」「動いて(あそんで)」「よく寝よう」というリズムさえ身につけば、大丈夫!と考えている幼稚園といえます。

(^◇^)  松本晴子

つくしっこクラブ
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