続いていくよ

ソメイヨシノが満開となり、子どもたちが戻ってきました。異年齢クラスで生活してきた方々が春休み前の続きをするかのように、いつもどうりの朝の支度。そしてお庭へ。幼い子どもたちにとっては年度の変わり目などある意味どうでもいいことなのだと、当たり前のことに気づかされます。今日があって、またあそぼうね~のちょっと先の未来がある。それが体感できる日常なのだと。大げさに言えばそれが全てなのかもしれません。特別感を出したがるのは大人の方なのでしょう。

まだ肌寒いのですが、さっそく虫好きの方々が虫探しを始めています。補虫網を振り回しても空気が入るばかり。そのうち桜の花びらを網ですくいとる遊びになるかもしれないと、予想したりもいたします。虫たちにとっては受難の時ですが、生き物を得体のしれないものという気味悪さで捉えるところから、自分たちと同じ地平に暮らしているある意味地球の仲間という感覚を得ていくことは、教育の中で大きな位置を占めることだと思います。

さぁ、出会っていきましょう、この一年も!! 松本晴子

つくしっこクラブ
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