2007年2月号

生き生きと


3月に入って大きな行事が終わると、保育者は子供達と園外にお散歩に行きたいと思うようです。暖冬もあって、園の近隣も春の足音をたくさん見つけられます。あるクラスは沢渡川の緑地を常磐大学前の公園まで歩いたのですが、クラスとしてのほんわかとしたまとまりを強く感じたとのこと。少し行っては立ち止まり、電車の高架を下からながめ、どきどきした緊張を覚えたり、沢渡川の砂州を発見しては海岸みたいと空想を巡らせたり、たんぽぽや仏の座に心ひかれたりと、ちょっとしたことに十分楽しみをみつけ、歩いたとのこと。それも一人ひとりの驚きの言葉が他のメンバーにも共有され、話題になり、クラスの仲間が体験を共有している姿を見られたとのことでした。
散歩をする中で、私たちが学ぶことは色々あります。1学期は偕楽園まで行くことが保育者にとっては緊張の連続だったのに、こんなにゆったりと、表情豊かに散策したり、遊べたりできるようになって、新しい春だなと胸が一杯になります。生き生きと今を生きる子供たちから力を頂いているのは、私たち保育者のほうなのですね。

☆みんなの島☆


「今日は砂場中に山と川を作って大きな島にしたい!!」とふと思い立ち、朝から数名の子ども達と砂場遊びを始めたある日。ひとまず中くらいの山を作り、トンネルを掘りました。予想通り、子ども達からは「トンネルに水を流したい!」との声が。じょうろに水を汲み、トンネルのこちら側から向こう側に水が流れると、「つながったぁ」とニコニコです♪
近くでは別の子ども達が5~6名でくねくねと長い川を作っていました。所々深く掘って「落とし穴~♪」なんて言っている子もいます。その中の一人が「先生、その山とこの川つなげようよ!」と誘ってきました。もちろん私は大賛成!他の子ども達から許可を得るよりも先に満面の笑みで「うん!」と答えてしまいました♪何人もいる子ども達の誰よりも張り切って、バケツに水を汲み、「行くよ~!!」と勢いよく水を流すと、子ども達は大興奮☆別々に作っていたものがひとつになって、感動しているみたいです♪その声を聞きつけて、スコップやバケツを持って「僕も手伝うよ~!」とやって来る子もちらほら…☆気付けば砂場中が山や川でいっぱいに!みんなの島ができました☆
島中を流れる川は、みんなで協力して水を運んでこないとすぐにカラカラになってしまいます。「もっと水持ってきて~!」と6歳児の現場監督が叫べば、小さな体で「よいしょ、よいしょ」と一生懸命にバケツの水を運ぶのは作業員の3・4歳児と私♪みんな泥だらけ・水だらけで島の命を守るために必死です!ふと時計を見れば、もうお片付けの時間。とても楽しいひとときでした♪   ―今度はどんな島を作ろうかなぁ…☆―