2015年6月号

思いがけないことの惠み


東京オリンピックのスタジアムがどう建つかで、ごたごたが出てきています。一つの案件が私たちの幼稚園に余波を与えたとしたら、本年度は運動会が影響を受けました。オリンピックの前に水戸市内にある体育施設の建て替え工事が始まるのです。オリンピック前の国体の会場が、当茨城県ということで、県や市も力を入れるのでしょう。この3月の体育施設の調整会議で、秋には各体育館が使えないと知ったときにはショックで混乱もしておりました。そんなこんなで、1学期に体育館を借りられた日、6月6日(土)に、水戸市の総合運動公園の体育館で、『親子でプレイデー』という名前で、体を動かして親子で遊ぶ日を設けたのでした。秋の運動会の代わりです。市内の小学校が5月後半に運動会を持ってきて2年。2学期がゆったりと始まってやりやすいというような話は耳にしていました。が、幼稚園ではとても無理。そう思い込んでいました。しかし保護者の皆さまの広い温かいお心に助けられて、初めて訪れた方もたくさんいらした広~い体育館で、ダンス体操や親子ふれあいの種目を、練習してきたよ!という気分でおうちの方とやってみせる誇らしそうな姿に、集団生活の導入にさせて頂いたな~と感じます。
人生何があるかわからない。ちょっと先のことでも変化があるとびくびくしてしまうのは、正直なところです。でも他の方のお知恵を拝借しながら、新しい展開に臨むことが生きていくことなのだと、子どもたちや保護者の皆さま、スタッフを見ていて思わされました。この時期受け入れることのない教育実習生のMさんが、プレイデー当日、最後の実習に役割をもって走り回っておりました。私個人はその姿を本当に嬉しく眺めておりました。彼女はかつて私の前で幼稚園生をやっておりました。はにかんだような笑顔が今も思い出されるんです。未来は今の延長。今を大切に夢に向かって歩いて行けますように!

新人の悩み事


電話をとるとその先には、保護者・園とお付き合いのある業者さんや団体事務局・そして聞き慣れない会社名。時には変な電話も。日々メモをとりながら、保育終了後は応対を実地で学んでいます。私の二十歳のときよりずっ~とスマートな受け答えに、本当はこちらが目を丸くしているんです…。

園長  松本 晴子